13/07/2026
Brompton T Line S4L お持ち込み車両の整備を行いました。
先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Brompton T Line S4Lお持ち込み車両に納車整備作業を行いました。また、Brompton純正のエルゴノミックグリップへ交換いたしました。
つい先日はC Lineのお持ち込み車両の納車整備作業をご紹介いたしましたが、T Lineではより精密な締め付け確認、調整作業が必須です。専用の2ピースカーボンクランクは再組み付け、ヘッドパーツも同様です。もちろん、通常の当店ご購入車両と同一内容です。
当店の通常作業として、ホイールはスポークテンションの確認と振れ取り作業、外装4段変速にはちょっとした細工を施し、変速性能と調整の安定性を向上させております。試走を繰り返して仕上げます。
今回はお客さまのご希望で純正のエルゴノミックグリップへ交換。
当店はいつも通りに修理やオーバーホールなどの作業ご依頼が非常に多く、誠にありがたい限りです。しかしながら、販売台数から見るとやはり減少しているな、、、というのが正直なところです。当店の主力であるBromptonは、実用的に道具としてお使いの方々も多くいらっしゃいますが、高額で趣味性の強い製品ですから、ある程度景気動向の影響を受けてしまうのは仕方がないと理解しているつもりです。
そのような状況の中、4月後半よりBrompton Japanが直販を開始いたしましたし、つい先日、歴史のある有名な自転車店が倒産というニュースも飛び込んできました。各方面から自転車業界の未来を心配する声が聞こえてきますが、日頃よりお世話になっている近隣のお客さま、常連のお客さま方、家族はもちろんですが、今回のお客さまのように、当店にご興味をお持ちくださり、はるばる整備作業をご依頼くださる方々のためにも、当店は存続し続ける必要があります。
そのためには、目先の利益ではなく、5年先10年先を見据えた方針と、そのための続ける力を培っていくことが必要でしょうし、Bici Terminiを存続させるために、どのような方針で進めていくべきなのか?を常に考えながら、眼前の作業を続けてまいりたいと思います。ほかとは異なる視点を持ち、広範囲の知識と技術を身に着けていきながら、「できること」を増やしてまいりたいと考えております。
12/07/2026
Brompton M6L オーバーホール作業を行いました。
先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Brompton M6Lのオーバーホール作業を行いました。とても大切にされている方ですので、著しい摩耗はありませんでしたが、今後を考慮した早めの消耗品交換です。
前後タイヤはシュワルベマラソン。耐パンク性と耐久性の高さでおすすめしております。チューブ、チェーン、スプロケットも交換いたしました。テンショナー等は分解洗浄にてOKでした。
ヘッドパーツは定番のTANGE FL270C。¥5,200【税別】と安価ですが、国産品ならではの高品質です。また、前後輪の振れ取り作業、車体全体の洗浄、ワイヤー類、前のブレーキシューをシマノ製へ交換いたしました。
チェーンリングも分解洗浄。BBはまだまだお使いいただけそうでした。
内装3段ハブは分解洗浄して再組み立てを行いました。経年はありますが、大きな負荷がかかっていなかったおかげでしょう、各部品たちは摩耗がほとんどなく、とてもきれいな状態でした。新しいグリスを用い再組み立て。
お客さまのご希望から、セラカッサーノのグリップへ交換。柔らかな配色がとても素敵です。この度はありがとうございました!
11/07/2026
Brompton C Line S12L お持ち込み車両の整備を行いました。
先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Brompton C Line S12L お持ち込み車両へ納車整備作業を行いました。また、以前にご紹介のKiLEY製ライト用真鍮ステー、キックスタンドを組みつけいたしました。
もちろん、お持ち込みの車両であっても、当店でのご購入車両と同一の作業を行います。今回の車両はMk6ですので、外装4段変速にはちょっとした細工を施すことで、変速性能と調整の安定性を向上させております。ヘッドパーツは分解洗浄してグリスアップと調整。
ホイールはスポークテンションと振れ取り作業、ブレーキ調整や各部締め付けトルク確認作業などを行い、試走と微調整を繰り返して完了です。
KiLEY製のアイライト。真鍮製の金属光沢がこの車体にとても似合っています。今後のメンテナンスやカスタマイズもお任せくださいませ。この度は当店へのご依頼、誠にありがとうございました。
09/07/2026
S124 リアゲートクロージャーユニットを修理いたしました。
水、木曜日は定休日。今回は私の愛車である、1991年式Mercedes-Benz S124(230TE)のリアゲートクロージャーユニットの修理をご紹介いたします。すでにユニットそのものは生産終了となっておりますので、故障の解析を行い、修理に挑戦いたしました。
リアゲートを閉める際に、モーターによりキャッチを引き込む装置なのですが、突然の不動。お世話になっているショップさまへお預けし修理を依頼いたしましたが、どうもモーター焼損の可能性が高いとのこと。ユニットそのものは生産終了、、、。中古品の流通も非常に少なく、ジャンク品を入手して解析を始めてみることにいたしました。
https://bicitermini.com/2026/07/07/39272/
07/07/2026
Brompton 外装4段化を行いました。
ずっと続いた雨が落ち着き、今日は暑い一日でした。自転車店としてはやっぱり晴れてほしいところですが、ぼやいていても仕方がありませんし、目の前の作業をコツコツと進めていくだけですね。
さて、先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Bromptonの外装4段化を行いました。当店での定番構成ですので、比較的スムーズな組み付け。安定した運用が可能ですよ。
定番のDCCH製ディレーラーとテンショナー、シフトレバーを用いています。すでに当店オリジナルのリアハブを組み込み済みの車体でしたので、サクッと組みつけ。11/13/17/21Tの4段です。
また、これを機に日泉のステンレスケーブルへ交換。クリアーブラウンとアイボリーの車体が落ち着いた雰囲気を醸し出してくれています。チェーンはKMCのX11EPTを使用。錆に強く耐久性の高い製品です。この度はありがとうございました!
06/07/2026
「どうとでもなる」ステッカーを製作いたしました。
「どうとでもなる」という言葉はけっこう好きです。当店はやはりBromptonのお客さまが大変多いのですが、出かけて行った先でパンクしても、輪行して帰ってくればよいですし、大がかりな修理作業も中古部品を使ったり、アルミ材からちょっとした部品を製作したり、先日ご紹介いたしましたが、粉体塗装でのフレーム再塗装も可能。あまりにも高額な修理になってしまった場合は、下取りさせていいただいて新車へお乗り換えいただいたり、、、。まさに「どうとでもなる」ですよね。
当店の方針といいますか、私の考え方といいますか。お客さまそれぞれに合った進め方があります。
例えば、同じ1万円であっても、
・ヘッドパーツを交換して、耐久性を上げる、あるいはメンテナンス頻度を減らす。
・BBをグレードの高いものへ交換して、耐久性、回転性能を上げる。
・持ち運びが容易な輪行袋を買う。
・グリップやグローブなどで手の疲れを低減する。
・出先で困らないように携帯工具や空気入れを手に入れる。
・大切な人と地元のちょっといいランチへ行く。
・奥様に日頃の感謝として渡す。
などなど、自転車に関係無いようなところまで入れてしまうと、それこそ無限に使い道はあるわけです。ちょっと逸れましたが、当店の18周年を過ぎて、お子たちにステッカーのデザインを考えてもらうと同時に、「どうとでもなる」をどのように彼らは考えるのかなと興味が湧いてきました。もちろん、上に記したような意味を説明した上、彼らにデザインを外注し、友人のデザイナー氏に細部を整えていただきました。親バカであることは百も承知ですが、なかなか味わい深いものになったかと思いますが、いかがでしょうか。
あれもこれもええやんか!とけっこうな種類になってしまったのですが、当店のイベントにご参加くださった方へブラインド形式にてプレゼントしてまいります。自転車でふらっとお出かけするときのお守りのようなものになりましたら幸いです。
05/07/2026
Brompton オーバーホール作業を行いました。
本日はずっと雨模様でした。自転車店主としては週末の雨天は困りますね~。来週以降は晴れる日が続くようですので、気持ちを切り替えていきましょう。さて、遠方よりご依頼を受けて、Bromptonのオーバーホール作業を行いました。2009年モデルを当店にてご購入くださったお客さまです。
内装5段は調子もよく、微調整だけでOKでした。シフトレバーで各段の位置決めを行っておりますので、旧型の樹脂製シフトレバーの方が耐久性は高いのです。現在では入手困難ですが。
前後のフェンダーブレードを交換、ガタが出てしまっていたリアヒンジ、消耗していたサスペンションブロック、前後ブレーキシュー、ブレーキインナーワイヤーを交換いたしました。
現行のフェンダーブレードは沈胴式ナットのブレーキキャリパーへ対応しておりますので、そのままでは隙間が大きくずれやすいですので、ちょっと細工します。
曲面ワッシャーをちょっと加工。手持ちの段付きワッシャーを用います。これでぴったりです。先ほどザグッた部に段付きカラーの凸部が収まる格好です。
ヘッドパーツはTANGE FL270C、定番のLife With Bicycleさまのライトステーを組みつけいたしました。これでまたガンガンお乗りいただけることと思います。この度はありがとうございました!
04/07/2026
Brompton M3L オーバーホールと再塗装を行いました。
おかげさまでバタバタとしており、更新がちょっと滞っておりましたが、先日の作業をご紹介です。遠方のお客さまよりご依頼をいただき、Brompton M3Lのオーバーホールと再塗装作業を行いました。
フレーム、フロントフォーク、ステム上下、リアフレームをそれぞれ分離し、既存塗装の剥離をお願いしている間に、内装3段ハブを分解洗浄、グリスアップしつつの再組み立てを行っておきます。使い込まれているものの、大きな消耗もなく丁寧に扱われているご様子でした。当店では3種類のグリスを使い分けて再組み立てを行っております。
既存塗装の剥離 → バレル研磨 → リン酸処理 → 下塗り(溶剤塗装) → 上塗り(粉体塗装)の行程を経て仕上がったフレーム各部品。画像は新品のシートスリーブを接着後、リーマー切削作業を行っているところです。
前後ホイールは振れ取り後、タイヤ、チューブ、スプロケット、チェーン、各ワイヤーを交換。
もちろん、各ヒンジ部分は塗装に際して分解いたしましたので、新品部品を用いて再組み立て。ヘッドパーツは定番のTANGE FL270Cへ交換いたしました。今回のフレーム塗色は、お客さまご指定のサンドグレーです。
ハンドルバーはVenoのセットインライザー。Bromptonのカスタマイズでは定番ですが、今回はロゴを消した状態にて組み付けを行っております。かなりの時間を要しましたが、お気に召していただけて大変嬉しく思っております。この度は遠方からのご依頼、誠にありがとうございました!
03/07/2026
2026年7月の予定です。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
7月の予定を以下に記します。
・7/20【月・祝】・・・ MTB会です。店舗は休業です。
・7/23【木】・・・ 20【月・祝】の代替営業です。
・7/25【土】・26【日】・・・ 雑集舎さまご出店です。
ご来店の際には、下記の営業カレンダーをご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。何かとご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
29/06/2026
KLEIN PINNACLE メンテナンス作業を行いました。
先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、KLEIN PINNACLEのメンテナンス作業を行いました。6年ほど前にオーバーホール作業をさせていただきましたが、それなりにお使いいただいているようで、細かな消耗品交換などを行いました。
KLEINの特徴でもある各ワイヤーの内蔵処理ですが、今回はリアブレーキのライナーが劣化によりボロボロになっていました。このままではアルミフレームが削れてしまいますし、外観もよくありません。新品のライナー末端へは抜け止め加工を行っておく必要があります。
リアブレーキはトップチューブ右側から入ります。アウターキャップがそのままではきついため、ちょっと細工を施しております。ダウンチューブ右側はそのキツさを逆手にとり、蓋をしています。
トップチューブ出口側はこんな感じ。インナーワイヤーだけが出てくる格好ですので、Vブレーキ化はそのままでは困難です。カンチブレーキ全盛期ならではですね。私が乗っていた当時は純正オプションのVブレーキ化用アウター受けがありました。懐かしいですね。この車体はSサイズですので、シートチューブに沿わせたパイプが追加されています。
これら以外にはカセットスプロケットとチェーン交換、ホイールの振れ取りを実施。これで再び快走してくれることと思います。この度はありがとうございました!