02/09/2026
🎮 ゲーミフィケーション投稿
第26話
🚴 サドル選びの本質 「良いサドルとは、存在を忘れられるサドル」
前回は、自分の座骨結節の間隔を測って、サドル幅を考える方法をご紹介しました。
では、 座骨幅さえ測れば、自分に合うサドルは決まるのでしょうか?
実は、そんなに単純ではありません。
サドル選びで大切なのは、
「柔らかいか?」
「高価か?」
「穴が開いているか?」
だけではありません。
まず重要なのは、 「座骨を適切な位置で支えられていること」。
サドルが狭すぎれば、座骨を十分に支えられず、局所的な圧迫につながります。
反対に広すぎれば、ペダリングの際に太腿の付け根などが擦れる原因になることがあります。
だからといって、 クッションを厚くすれば解決するとは限りません。
柔らかすぎるサドルは体重で沈み込み、座骨を支えるどころか、周囲の軟部組織に圧力を集中させてしまう場合があります。
そしてもう一つ重要なのが、
「どんな姿勢で乗るのか?」
レースポジションでは、上体を深く前傾させ、それに伴って骨盤も前方へ回旋します。
一方、エンデュランス系の比較的アップライトなポジションでは、骨盤の角度も変わります。
同じ人、同じ座骨幅でも、
乗車姿勢によってサドルとの接触位置は変わります。
つまり、サドルは単体で考えるものではなく、
「ポジションとセット」で考える必要があるということです。
お尻が痛いからと、すぐ新しいサドルを買う前に、
☑️ サドル高は適切か?
☑️ サドル角度は適切か?
☑️ハンドルまでのリーチは長すぎないか?
☑️自分の乗車姿勢にサドルが合っているか?
ここも一度チェックしてみましょう。
サドルを交換することで、
原因ではなく「症状」だけを追いかけていることもあります。
そして、究極のサドルとは――
4時間走ったあとに、
「そういえば今日、 サドルのことを一度も考えなかったな」
と思えるサドル。
高価だからでもない。 柔らかいからでもない。 穴が開いているからでもない。
あなたの身体とポジションに合い、 座骨をきちんと支えてくれること。
それが、 「サドル選びの本質」 なのかもしれません。
次に自転車に乗ったとき、ぜひ一度、
「私はサドルのどこに座っている?」
と意識してみてください。🚴
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